フォトモザイクチャレンジ 巨大フォトモザイクの完成


フォトモザイクの作り方まとめ


多人数が参加するイベントでのフォトモザイク作成方法の提案


  前頁では、 一こま一こまに実際にプリントアウトした写真を貼り付けて作る、実写版フォトモザイクの 作り方を紹介しました。前頁述べた通り、 一万枚程度の写真の印刷に掛かる時間、コスト、並べて貼り付ける時間、 が問題となりました。 この頁では、それらの問題点の解決方法も含めた形で、 更なる発展的なフォトモザイク展示方法として、 多人数参加型のフォトモザイク作成方法を提案します。






コマの印刷を外部委託する


 コマ写真の印刷の手間とコストを削減する方法として、 自分でパソコンを利用して印刷するのではなく、 外部の印刷屋さん、写真屋さんに依頼することがあげられます。 デジカメまとめてフォトモザイクで保存したコマ画像はJPEG形式の画像なのですが、 これはごく一般的なファイル形式であり、デジカメ写真のファイル形式と同じものです。 ですから、デジカメで撮影した画像を印刷するのと同じ感覚で印刷することができます。 そのまま写真屋さん、印刷屋さんで印刷可能なのです。 街の写真屋さんの価格設定は写真一枚10円ぐらいではないでしょうか。 楽天で検索すると一枚10円が相場のようでした。 一枚10円ですと一万枚の印刷でも10万円ですし、 ちょっとしたイベントでフォトモザイクを作るのでしたら負担可能な妥当な金額かと思います。

 外部業者に依頼するには、前頁でも説明した、 コマ画像にファイル名を書き込む処理が必須となります。 ファイル名がコマ画像の並べる位置を表していますから、 ファイル名を画像に書き込んでおけば、印刷後の写真がフォトモザイクのどの位置のコマなのかが分かります。 コマ画像へのファイル名の書き込みは専用ソフトのデジカメまとめてファイル名書き込み を使えば可能です。専用ソフトのため高価な価格設定になっていますが、 コマ画像にこのサイトの広告が入ることを了承いただければ料金の支払いがなくても使用できる仕組みです。

 デジカメまとめてファイル名書き込みを使った画像は下のようなイメージです。写真上端に一行のメッセージを入れ、右下にファイル名を書き込みます。

解説画像080125

 ちょっと注意が必要なのは、外部の印刷業者に依頼する場合、印刷業者が勝手にコマ画像の色を補正してしまうことが考えれれます。 フォトモザイクのコマ画像の色合いは、通常の写真の基準からするとかなり色がずれた画像になっていますが、 色を補正されるとデジカメまとめてフォトモザイクで補正した色の意味合いがなくなってしまいますから、 印刷時には色補正しないようにお願いする必要があるかもしれませんね。 下の広告を見ても自動補正と書かれています。

 この点に関して慎重を期すのであれば、全てのコマ写真を写真印刷業者に依頼する前に、 コマ画像数十枚に相当するフォトモザイクのある部分のコマ画像のみをテスト的に印刷依頼してみると安心でしょう。 その部分を並べてみてフォトモザイクとして見えるかどうかを確認した後、全画像の印刷を依頼するのです。






コマ画像を貼り付ける台紙を用意します。


 コマ画像の印刷は外部にお任せするとして、あと必要な作業としてはコマ画像を貼り付ける台紙を用意することです。 下図のようなイメージで格子を作り、コマ写真の貼り付け位置を示した数値を記載しておきます。 下図で10×8で80コマ分の台紙です。格子の縦横サイズは実際のコマ写真サイズに合わせておかなければいけません。



0_0 1_0 2_0 3_0 4_0 5_0 6_0 7_0 8_0 9_0
0_1 1_1 2_1 3_1 4_1 5_1 6_1 7_1 8_1 9_1
0_2 1_2 2_2 3_2 4_2 5_2 6_2 7_2 8_2 9_2
0_3 1_3 2_3 3_3 4_3 5_3 6_3 7_3 8_3 9_3
0_4 1_4 2_4 3_4 4_4 5_4 6_4 7_4 8_4 9_4
0_5 1_5 2_5 3_5 4_5 5_5 6_5 7_5 8_5 9_5
0_6 1_6 2_6 3_6 4_6 5_6 6_6 7_6 8_6 9_6
0_7 1_7 2_7 3_7 4_7 5_7 6_7 7_7 8_7 9_7


 これぐらいであればエクセルで作れるのではないでしょうか。 一万個のセルに数値を記載するのは困難ですかね・・・。格子のサイズは写真のサイズに合わせなければいけませんから エクセルでは無理か・・・・。行き詰りました。






フォトモザイクのサイズの確認をします。


 簡単にできると思ったのですが、台紙を作るのが難しい予感です。 ここで基本に立ち返り、 フォトモザイクの全体のサイズ、一コマのサイズ、貼り付ける枚数を確認しておきましょう。

 前頁で紹介した、このフォトモザイクで4万枚の写真を使用しています。この4分の一でも十分綺麗なフォトモザイクができそうです。 写真は一万枚使うことにしましょう。

解説画像3

 写真を貼り付ける枚数が一万枚ですから、 縦に100枚、横に100枚です。写真のサイズはL版とすると、L版のサイズは127mm×89mm。 L版の写真ですから、コマ画像の縦横比は3:2になるようにデジカメで設定して撮影します。 フォトモザイクの全体サイズは12700mm×8900mm、12.7メートル×8.9メートルとなります。

コマ写真の枚数 10000枚
縦横に並べるコマ写真枚数 縦横各100枚
コマ写真のサイズ L版(127mm×89mm)
コマ写真の縦横比 3:2
フォトモザイクのサイズ 12.7メートル×8.9メートル


 でかいな・・・。確かバレーボールのコートが18メートル×9メートルです・・・。体育館に作るか。






体育館などのイベント会場の床面に作りましょう。


 12.7メートル×8.9メートルの台紙なんて作れないし、壁面に展示するのも無理だと思うので、 体育館などの床面に写真を並べてフォトモザイクを作ることにします。 床面に粘着テープを貼り格子を作ります。粘着テープは後で簡単に剥がせるようにマスキングテープを使用します。 これなら簡単。縦横100本テープを貼れば格子が完成します。 その格子の中に写真を貼り付ける数字を書き込んだポストイットでも貼っておきましょうか。これで台紙は完成です。

 でもマスキングテープが高いかな。何メートル必要なのでしょうか。12.7メートルが100本と8.9メートルが100本必要ですから、2000メートルか。 高そうですね。ホワイトボード用のマジックで床面に格子を書き込むというのはどうでしょうか。展示が終了した時点で擦れば消えそうです。 消えなかったらどうしよう・・・。

 格子の描き方は何とかなりそうですね。いろいろ考えてみてください。






イベントの参加者に写真を配り、貼り付けてもらいます。


 イベントの参加者にコマ写真を配り、各人に貼り付けてもらいます。配る写真は同じような位置にすれば貼り付けがスムーズになりますし、 あえてバラバラの位置の写真を配れば、貼り付ける楽しさが出ますかね。

 その辺りはイベントの主催者さんのほうで 考えてもらうとして、とにかくコマ写真を配ります。一万枚のコマ写真の貼り付けが必要ですから、参加者100人のイベントなら一人100枚、 1000人にイベントなら一人10枚です。数日間続くイベントなら最終日に完成するように配る枚数を制限するとか、 いろいろ考えられますよね。






何を作っているのかの説明も必要ですよね


 イベントの参加者にただ写真を貼り付けてもらうだけでは何を作っているかわかりませんから、フォトモザイクの説明が必要ですよね。 文章でだらだら説明するのはナンセンスで、小さな1m程度のフォトモザイクを展示しておいて、これを作っていますとしても良いですし、 パソコンの画面でデジカメまとめてフォトモザイクの画面を出しておいて説明しても良いでしょうね。






できた。


 この方法なら本当に実写版フォトモザイクができますね。 写真一万枚使ってコストは10万円ほどですからコスト面でも妥当ですし、 写真を並べる手間も現実的な感じがしますし、 台紙の用意も簡単です。 学校の文化祭や商業施設での展示が想定されますから、展示場所となる体育館などの広い床面も確保できるでしょう。

 できましたね。これはできました。 ふじまろイメージが提案する「実写版フォトモザイクの作り方」 10年ぐらいかかったと思うけど、ようやく完成しました。


2013年11月3日(文化の日に完成しました。)




もっと先進的な方法があります。


 2013年11月の時点ではいいものができたと思っていたのですが、 2017年5月の時点で振り返ってみると上記の方法はあまり普及しませんでした。 L版の写真を並べて作る方法では、コストがかかりすぎるとか、手間がかかりすぎるとか、写真に数字がプリントされてしまい不格好だとか、 そんなに大きなフォトモザイクは必要ないとか、 様々なネガティブな要素があるようです。
 2017年の今となっては、もっと先進的な方法を開発しています。
 小さなフォトモザイクを手作りしたい場合はを、 壁画レベルの大きなフォトモザイクを簡単に作りたい場合はを 参照してください。


2017年5月4日







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