野球一試合分の写真から作るA1モザイクアート


フォトモザイクの作り方まとめ


一コマの視認性と全体の再現性を両立させたモザイクアート


 このページで作り方を紹介するのは下写真のモザイクアートです。このモザイクアートは沢山の小さな写真の集合でできているのですが、 小さな写真一枚一枚が大きいと思いませんか。このモザイクアートは通常のモザイクアートで使用されるコマ写真より大きなコマ写真を 使用することで一コマの視認性を良くしながら、遠目で見ると全体の再現性も良いという完成度の高いモザイクアートです。








とにかく写真を撮りまくる


 お子さんの野球の試合の様子を撮影しているお父さん、ついつい撮影枚数が増えてしまいませんか。 一試合で何百枚も写真を撮ったが鑑賞に堪えるものは一枚もなかったとかいう経験はありませんか。 写真はたくさん撮りたいが、野球のシャッターチャンスは驚くほど少ないものです。 このページの解説を読めば、たくさん撮影した写真を有効に活用して、素晴らしい作品を作ることができます。 2017年11月3日に兵庫県洲本市の洲本市市民交流センターで行われた中学野球の兵庫県大会に私の甥っ子が出場しまして、 その時に撮影した写真をもとにモザイクアートを作る方法の解説です。

 まず、なにはともあれ写真を撮りまくります。 とにかくどんなシーンでもいいので甥っ子の写真を撮りまくった結果、およそ1500枚の写真を撮影することができました。 一試合分の甥っ子の様子を全て撮影した感覚です。



 試合の経過がわかるようにスコアボードの写真も撮影しておき、これもフォトモザイクのコマとして使用することにします。



 兵庫県の淡路島で行われた試合ですから、淡路島を象徴する景色として明石海峡大橋の写真も撮影しておきました。







 このような写真を一つのフォルダにまとめておき、フォトモザイクのコマとして使用します。一枚一枚はどうってことのない写真ですが、最終的にはこれらが一枚に組み合わされて素晴らしい作品に変わります。






背景となる写真の選択、トリミング


 3塁に滑り込んだシーンが一番格好の良い写真でしたので、この写真をトリミングしてフォトモザイクの背景画像として使用することにします。 縦横比は元の写真の縦横比に合わせておきたいので縦横比を固定にし幅3:高さ2とします。 このあたりの一般的な画像処理はフォトショップエレメンツ13を使用しました。





 このようにトリミングして、これをフォトモザイクの背景画像にすることにしました。





 画像のサイズを確認します。ピクセル数で見ると幅1563ピクセル、高さ1042ピクセルです。





 写真だけを見るとこのような写真です。






コマとなる写真を縮小する


 フォトモザイクのコマとなる写真を一つのフォルダにまとめておきます。これらの写真は一眼レフカメラで撮影したもので 画像の縦横のサイズは6000ピクセル×4000ピクセルの大きさです。フォトモザイクのコマとするには大きすぎますから縮小しておきます。





 デジカメ写真をまとめて縮小するソフトウェアは沢山ありますから何を使ってもよいと思いますが、ここではデジカメまとめてリサイズを使います。





 長辺の長さを1200ピクセルとしました。





 全ての画像を1200ピクセル×800ピクセルに縮小することができました。








デジカメまとめてフォトモザイクで3パターンのフォトモザイクを作る


 ようやく画像の準備が整いました。デジカメまとめてフォトモザイクでコマ画像と背景画像を開き、





 まずはこの設定でやってみます。注目して欲しいのは幅方向のコマ数、高さ方向のコマ数です。 96コマ×96コマとなっています。今回作る3枚のフォトモザイクの中ではこの設定がもっともコマサイズが小さくコマ数の多い設定です。





 この設定でやってみると、このようなフォトモザイクができました。





 等倍で表示してみるとこのようになっています。このフォトモザイク画像を保存しておきます。





 フォトモザイク画像だけを表示するとこのような感じです。





 「フォトモザイク」メニューから「戻る」として元の状態に戻し、今度は以下の設定でやってみます。フォトモザイク画像サイズは最初の設定と同じ、 一コマの画像サイズは最初の設定の2倍になっています。コマ数は縦横それぞれが半分になり48コマ×48コマです。





 この設定でやってみると、このようなフォトモザイクができました。





 等倍で表示してみるとこのようになっています。このフォトモザイク画像を保存しておきます。





 フォトモザイク画像だけを表示するとこのような感じです。





 「フォトモザイク」メニューから「戻る」として元の状態に戻し、今度は以下の設定でやってみます。フォトモザイク画像サイズは最初の設定と同じ、 一コマの画像サイズは最初の設定の4倍になっています。コマ数は縦横それぞれが四分の一になり24コマ×24コマです。





 この設定でやってみると、このようなフォトモザイクができました。





 等倍で表示してみるとこのようになっています。このフォトモザイク画像を保存しておきます。





 フォトモザイク画像だけを表示するとこのような感じです。





 ここまでの操作でコマ画像のサイズが異なる3枚のフォトモザイクを保存することができました。フォトモザイクは JPEG形式の画像として保存されており、同じフォルダーにmix形式のファイルが保存されています。





 デジカメまとめてフォトモザイクの出番は以上で終了です。






3パターンのフォトモザイクをモザイクアートミックス工房でミックスする


 以上の操作でコマ画像のサイズが大、中、小の3枚のフォトモザイクができました。これらをモザイクアートミックス工房で開きます。 右画面の上から順にコマ画像が小さい順となるように開きます。





 この設定でやってみます。なるべく下層の表示面積が大きくなるように設定した方が綺麗にミックスできると思います。





 このようなフォトモザイクができました。左画面のフォトモザイク画像を保存しておきます。





 フォトモザイク画像だけを表示するとこのような感じです。背景部分に大きなコマ画像が配置され、輪郭部分には小さなコマ画像が配置されています。








文字入れと画像の8分割


 以上の操作で作ったミックスタイプフォトモザイク画像をフォトショップエレメンツで開き、文字を入れたり数枚の写真を追加でレイアウトするなどの簡単な画像処理をします。





 重要なのは画像のサイズです。 フォトモザイクの背景とした写真は縦横比が3:2ですから、 トリミングしてA1サイズの縦横比に変更する必要があります。縦横の比率はA1サイズの縦横比であり、ピクセル数は幅方向が4の倍数であること、高さ方向が2の倍数になるように調整します。 これは幅方向に4分割、高さ方向に2分割して、A4プリント8枚を貼り合わせててA1サイズにするためです。





 カンバスサイズを調整して幅方向に4分割、高さ方向に2分割して8枚の画像を保存します。縦横の比率がA4サイズに合致していることが重要です。 A4サイズと210mm×297mmです。今回分割して作る画像サイズは3312ピクセル×2342ピクセルです。





 このように切り取って保存します。





 8枚すべてを保存しました。










家庭用プリンターでA4サイズに印刷して貼り合わせる


 Windowsフォトビューアーで開き、





 A4サイズでプリントします。画像の縦横比はA4用紙の縦横比に合わせていますから、「写真をフレームに合わせる」のチェックは外しておきます。





 家庭用のA4プリンタでプリントします。





 8枚プリントして並べてみました。





 明石海峡大橋の写真もフォトモザイクのコマとして組み込まれました。





 8枚のA4用紙を裏面から貼り合わせてA1サイズにします。まず、仮止めとして粘着力の弱いテープで貼り合わせます。





 その後、通常の粘着力のテープで貼り合わせます。





 A1サイズの額縁に入れて完成です。




2017年11月12日に完成しました。




何年後このページを見つけるだろうか。


 2017年11月の時点で、この子は未だ中学一年生なのですが、この子が高校生ぐらいになった時、このページを見つけるだろうか。 その時この子は何を思うだろうか。淡路島で試合したなー。おじさんでっかいポスター作ってくれたなーって思い出してくれるだろうか。


2017年11月20日







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