アニメーションGIFで作る、泳ぐデジタル魚拓

　2025年12月に公開のバージョン1.3.0で追加した画像処理「泳ぐ魚拓」を使えば下図の魚拓画像を作ることができます。

泳ぐ魚拓

　この画像処理を元にアニメーションGIFを作れば動きのある魚拓画像を作ることが出来そうです。アニメーションGIFの作り方はリアルなアニメーションGIFの作り方を参考に作れば大丈夫です。

アニメーションGIF作成フリーソフトGiam

Giamのダウンロード

　アニメーションGIFを作るソフトウェアは沢山あると思いますが、ここではフリーソフトのGiamを使用する方法を紹介します。 以下のリンクからダウンロードできます。
　Giamのダウンロード

　ダウンロードしたファイルをダブルクリックでインストールします。Giamを起動すると以下の画面です。

　Giamの準備ができました。

魚拓の匠でアニメーションGIFのコマを作る

　アニメーションGIFというのはパラパラ漫画の原理を使用しているので、パラパラ漫画の１コマ１コマを作っていきます。 全部で10コマぐらい作ればいいと思います。魚拓の匠の「泳ぐ魚拓」機能で設定値を振って10パターンぐらいの画像を作ります。

　上図が「泳ぐ魚拓」の設定画面です。設定項目は「長さ」「角度」「角度誤差範囲」「加速度」の4個です。これらの意味は本ページ冒頭の動画で解説していますのでそちらを参照してください。 これらの設定値を下表のようにして画像を10個作ります。

　作成した画像を下表に表示します。画像のクリックで実際のサイズで表示します。

画像番号	画像
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　これらの画像をGiamに読み込ませれば目的とするアニメーションGIFが出来ます。 画像0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,9,8,7,6,5,4,3,2,1の順で並べてGiamに読み込ませてみました。

文字入れとサイズ、コマ数の調整

　上の画像の縦横のサイズは横1980ピクセル、縦1080ピクセルです。アニメーションGIFとしては大きすぎるサイズです。 サイズが大きいと画像の読み込みに時間がかかりますのでサイズを小さくします。

　サイズを横640ピクセル、縦360ピクセルとしました。また魚拓であることを明確にするため文字を入れました。 サイズ変更と文字入れにはAdobe Photoshop Elementsというソフトウェアを使用しました。ここではAdobe Photoshop Elements使い方は説明しません。編集の結果のみ掲示します。

画像番号	画像
画像0
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画像10

　画像0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,9,8,7,6,5,4,3,2,1の順で並べてGiamに読み込ませてみました。

　gif形式で保存すると下図ができました。

　動きが遅いと思いますので、少し間引いて画像の枚数を半分にします。 画像0,2,4,6,8,10,8,6,4,2の順で並べてGiamに読み込ませてみました。

　gif形式で保存すると下図ができました。

　これぐらいで良いのではないでしょうか。この画像はふじまろイメージのトップページに貼り付けておきます。