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魚拓の匠完全解説


 このページでは私が作ったデジタル魚拓作成ソフト「魚拓の匠」の使い方を詳しく説明します。 「魚拓の匠」は、私がまだ釣りに情熱を燃やしていたころに作ったソフトウェアで、サンプル画像として収録されているチヌの写真は実際に私が釣ったものです。 確か「魚拓の匠に収録するサンプル画像が必要だからチヌを釣りに行こう。」と思い立って釣った魚だったと記憶しています。

 私のページの主役はモザイクアート作成ソフトなのですが、実はこの「魚拓の匠」も一定の人気があるソフトです。10年以上ほったらかしにしていたのですが、今後バージョンアップしていこうかなと考えています。

魚拓の匠の使い方①【ダウンロードとインストール】

魚拓の匠のダウンロードは以下のページからです。
魚拓の匠のダウンロードページ

 まずダウンロードについてですが、ダウンロードはVectorというサイトから行ってください。Vectorは、昔は個人が作ったパソコンソフトのダウンロード先として日本で一番人気があり、活気のあるサイトだったのですが、 最近では個人開発のパソコンソフトをダウンロードして使ってみようという人は少なくなってしまったようで、すっかり廃れてしまいました。

 Vectorのダウンロードページも訳の分からない広告だらけになってしまい、ソフトをダウンロードするのも一苦労です。 ソフトをダウンロードするページに広告のダウンロードボタンが沢山表示されてしまい、間違って広告のダウンロードボタンを押してしまいそうになる始末です。皆さんは騙されないように注意し、動画の説明に従って「魚拓の匠」をダウンロードしてください。

 一発当てることを夢見て多くの開発者がVectorに参戦しましたが、私も含めほとんどの人は大きな成果を上げることはできなかったと思います。Vectorもすっかり荒れ果ててしまいました。松尾芭蕉のこの句がしっくりくるのではないでしょうか。

「夏草や兵どもが夢の跡」

 次にインストールについてですが、インストーラーとして使用しているInstallShieldというソフトのバージョンが古く、そのままではインストールすることができません。 使用しているInstallShieldは16ビットアプリケーションなのですが、Windows11では16bitアプリケーションが切り捨てられてしまい動作しません。 とはいってもInstallShieldは様々なソフトウェアのインストーラーとして採用されていますから、マイクロソフトとしてもInstallShieldの旧バージョンを切り捨てることもはきなかったのでしょう。 マイクロソフトから回避策が提供されていますから、動画の説明の通り操作すればインストールすることができます。 InstallShieldは皆さんが思っているより遥かに高価でして、とても新しいバージョンにすることはできません。ユーザーの皆様にはご面倒をおかけしますがよろしくお願いします。







魚拓の匠の使い方②【輪郭に沿って魚を切り抜く】

 魚の写真を取り込んで、魚の輪郭に沿って切り抜く方法を説明しています。マウス操作で点を追加することで伸縮自在な多角形を作成し、軽快な操作で魚の輪郭を取ることができます。操作に慣れてしまえば複雑な形でも短時間で処理できます。 この操作感は独特で何とも言えない楽しさがあります。癖になる操作感といったところでしょうか。ぜひ試してみてください。

 動画の中で説明していますが、ポイント追加の感度を適切に設定することで、より良い操作を行うことができます。 ポイント追加の感度というのは、直線から何ピクセル離れている点をクリックした場合に直線上の点として認識されるかの設定値なのですが、この計算には中学校レベルの数学を使用しています。中学で点と直線の距離の公式を習ったと思いますが、あれです。 この機能を実装するために中学2年の数学の参考書を購入しましたよ。ある直線に垂直に交わる直線の傾きを計算する方法も中学数学の知識を使いました。私が中学生一年生のころ、数学など習っても実社会で役に立つことはないと言っていた生徒がいましたが中学数学は結構実践的ですわ。

 伸縮自在の多角形を画面に描くというのは、ラバーバンドというプログラミングテクニックです。この技を知ったのは1997年ごろだったでしょうか。マウス操作で長方形を伸び縮みさせて画面に描く手法が書籍に紹介されていたのですが、 それを応用して多角形のラバーバンドに昇華させました。しかも何角形という制限はありません。n角形に対応しています。詳しくは忘れてしまいましたが、ポイントをリストにして繋いでいると思います。リストにすることでポイントとポイントの間にポイントを追加することができます。 まさかラバーバンドを魚拓に応用するとは、ラバーバンドの考案者も想定外だったと思います。

 いいですか皆さん。多角形を描くツールを使ってプログラムしたのではありませんよ。私が使っているのはGDIです。ジーディーアイ。 GDI+ですらありません。GDIとは画面に丸を描いたり、直線を引いたりする機能です。ペンの色や太さを設定して丸を書く機能は提供されているのですが、丸を移動する機能はありません。もちろん直線を移動する機能もありません。自分でプログラムしたのです。直線を掴んでグイっと引き伸ばす感じをね。







魚拓の匠の使い方③【切り抜いた魚影をレイアウト】

 切り抜いた魚の形をレイアウトする方法の説明です。 画像の回転や拡大縮小を行うのですが、マウスのホイールで画像の回転、拡大縮小を行います。 マウスのホイールで回転、拡大縮小ってなんて斬新なんでしょう。私は2012年にこの操作方法を自ら思い付きまして、感激して思わず「おぉぉ俺ってすげぇーー。」となりましたね。自画自賛というやつですわ。 マウスホイールでこんな操作出来るソフトってありますか。あるかもしれませんが私は自分で思い付いたのです。2012年の段階で。どや!







魚拓の匠の使い方④【レイアウト画像を画像処理】

 レイアウトした魚の写真に画像処理をする方法の説明動画です。画像処理はもう少しパターンがあってもいいかなと思いますので、今後バージョンアップして画像処理を数パターン追加していこうかなと考えています。

 この画像処理の元ネタはFunFunFilterというフリーソフトで、これは私が最初に作ったフリーソフトです。2000年ごろに作っていたのかな。もう少し前かもしれません。FunFunFilterの開発期間は1年で、1年間の土日を全て潰して開発しました。 金曜日の夜に仕事が終わって帰宅して、ウキウキで朝までプログラム書いてたよ。朝7時ごろに力尽きて夕方まで寝て、起きてまた朝までプログラム書くってやってたな。 雑誌や新聞で取り上げられたこともあり、そこそこ人気はあったのでしょうが今となってはどうでもよいことです。

 そんなわけで画僧処理のネタになるコードは沢山持っていますから、それを順次「魚拓の匠」に投入していこうと考えています。







魚拓の匠の使い方⑤【ユーザー登録の方法】

 「魚拓の匠」は有料ソフトです。Vectorからライセンスキーをいう文字列を購入しユーザー登録してください。ユーザー登録されるまでは、魚拓画像は真っ赤に色変更されて保存されます。「真鯛の魚拓だから赤くてもいいもんねー」という方も、「魚拓の匠」を使用するのであればユーザー登録をお願いします。







魚拓の匠の使い方⑥【完成画像の大きさ、おすすめの使い方】

 完成する画像の大きさは作業しているパソコンの画面の解像度と同じサイズになります。魚拓画像はWindowsの壁紙として使用するのがよいと思うのです。動画の中では説明していませんが、壁紙をスライドショーにすることもできたと思います。

 魚拓の大きさが画面のサイズになってしまうのであれば、画面より大きなサイズの魚拓を作ることはできないのか。疑問に思われる方も多いでしょう。 大丈夫です。大きなモニターを買ってください。インチサイズではなくて解像度の大きなモニターという意味ですよ。例えば4Kモニターを使用すれば3840×2160ピクセルで作れると思いますし、34インチウルトラワイドモニターを使用すれば3440×1440ピクセルで作れると思います。動作確認はしておりません。








2025年11月4日