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カゴ釣り入門・防波堤からシオとチヌ


  このページでは防波堤からのカゴ釣りを紹介します。狙うターゲットはシオ、チヌです。 シオというのはカンパチの幼魚のことで、25センチから40センチ程度であれば地続きの防波堤から狙うことができます。 しかし、シオは回遊魚ですから魚が回遊している時期に行かなければ釣れません。一般的には、 8月から11月くらいが釣れるシーズンです。


カンパチの幼魚シオです。頭の部分に黒い斜めの模様が入っており、
ヒレは黄色味を帯びており、魚体も全体的に黄色っぽいです。



   一方のチヌはどうでしょうか。 チヌは回遊魚ではなく、防波堤付近に居付いている魚ですから、いつでも釣れます。しかし、一般的にチヌは警戒心が強くあたりが小さい印象があります。フカセ釣りや紀州釣りなどの他の釣法によるチヌ釣りでは、ウキの浮力を極力小さなものを使用したり、オモリも最小限にするなど仕掛けの軽さに気を使います。 カゴ釣りは全く逆の仕掛けです。オモリはでかいし、ウキもでかい。こんな仕掛けでチヌはつれないだろうと思うのが 一般的な考え方です。

  なぜ、大きな重い仕掛けでチヌが釣れるのか。その答えは遠投にあります。カゴ釣りでは50メートル以上遠投することができますから、防波堤からチヌを狙う場合、他の釣法では狙えない場所を攻めることが出来ます。 つまり、普段釣られ慣れていない、いわゆる擦れていないチヌを狙うことが出来るのです。ですから簡単に釣れてしまうのだと思います。

  紀州釣りやフカセ釣りで防波堤からチヌを狙う場合、遠投するにしても30メートル以内でしょうし、 防波堤の周りの捨石の切れ目辺りを狙うことが多いでしょう。防波堤から近いと、魚は人の気配を感じて用心深くなると思います。 遠投すればするほど魚の警戒心は弱くなり、釣りやすくなります。それが証拠に、カゴ釣りのアタリは大型のウキが一気に海中に消し込む大きなアタリです。 魚の警戒心は感じられません。


約30センチの小型チヌですが、初めてのカゴ釣りで簡単に釣れました。


アジの遠投サビキと同様の大型ウキを使用します。  





カゴ釣りに必要なタックル、仕掛け


  カゴ釣りには大型の竿とリールが必要です。竿は遠投用磯竿の3号、リールはナイロン5号が150m巻ける物が目安です。 ウキは12号の大型遠投用、カゴは10号のオモリ付きとし、天秤と絡み防止のためにクッションゴムを取り付けます。 カゴにはアミエビ用とオキアミ用が市販されていますが、オキアミ用を選択します。目の粗さが違いますから間違えないように。 カゴと天秤の接続部分をビニールパイプで固定して接続部が折れ曲がらないようにし絡みを防止します。 ハリスを2ヒロと長めに取りたいので、竿はなるべく長いほうが扱いやすいです。 例えば、シマノのブルズアイ6.2mの竿を使いたいところですが、高価なため入門用ではありません。

シマノ ブルズアイ SP 遠投 4-620RP

シマノ ブルズアイ SP 遠投 4-620RP



  タックル、仕掛けの印象は、重くて大掛かりです。その分、釣り人の腕は釣果にあまり関係ないように思います。 こんな大きくて重い仕掛けで、繊細なチヌが釣れるのかしらと思ってしまいますが、何故かカゴ釣りのアタリは大きいのです。大型のウキが完全に消し込むアタリがでますから、仕掛けの大きさ重さは問題ないようです。

  タックル、仕掛けをまとめて図にすると以下のようになります。 ポイントは、ハリスを長めに取ることです。ハリスが長いほうがマキエとサシエの同調がよくなります。 シオやチヌがターゲットであれば、ハリスは1.5号程度が良いでしょう。






釣れるメカニズム


  カゴ釣りが良く釣れる理由は下図を見れば一目瞭然です。 カゴにはオキアミを詰めます。サシエもオキアミです。 カゴから流れ出たオキアミは、潮流に乗って刺し餌と同調するので、魚には撒き餌、刺し餌の区別がつきません。






適したポイントは


  カゴ釣りに適したポイントは、10m程度水深があり、潮が緩やかに流れるところです。 防波堤のように足場がフラットな場所が釣りやすいですが、水深さえあれば磯からでも砂浜からでも大丈夫です。 水深が浅いと、仕掛け着水時の音で魚が散りますから釣れません。カゴ釣りでは大型のカゴを使用しますから、 仕掛け着水時の音はかなりのものです。


最も適しているのは、広い防波堤です。
フルスイングで思いっきり遠投できます。
写真は香住東港の防波堤です。
根元付近でチヌ、先端に行けばシオのポイントです。



ある程度の広さのある磯でも可能です。
写真は香住の岡見公園下の地磯です。
ここばシオが良く釣れます。



砂浜の場合は、遠投先で水深があれば可能です。





紀州カゴ釣り


  カゴの中に紀州釣りで使用するダンゴを入れる釣法があります。この釣法では、刺し餌の周りに濁りが発生し、 濁りを好むチヌを誘き寄せることができます。



  この時使用するダンゴは、普通の紀州釣りで使用するダンゴよりもバラケ易いものにすることが ポイントです。紀州マッハはヌカがベースの配合餌です。これにサナギをブレンドします。 このブレンドでは、ダンゴのまとまりが悪いので、紀州釣りの場合は、このダンゴを遠投することは出来ません。 空中爆発してしまいます。 今回は、ダンゴはカゴの中に入れますから、空中爆発することなく遠投することが可能です。 これがカゴを使用する一番のメリットです。バラケ易いダンゴのほうが撒き餌効果が高いので、魚の寄りは格段に良いです。 また、カゴにオモリが付いていますから、ダンゴの沈降速度を気にする必要もありません。紀州マッハの比重は軽く、沈降速度は遅いので、これ単独では深場の紀州釣りに使用し難いのですが、カゴを使用する場合は大丈夫です。

マルキュー 紀州マッハ

マルキュー 紀州マッハ


ダイワ チヌスーパーサナギ

ダイワ チヌスーパーサナギ





チヌを釣ったらデジカメ写真を撮って魚拓にしましょう。


  デジカメ写真を使って、このような魚拓風画像を作ることができます。 ふじまろイメージはもともと画像処理を紹介するウェブサイトです。 釣りと画像処理を融合させるとこのような魚拓を作ることができます。




パソコンで作るチヌ(黒鯛)の魚拓