このページでは釣りの情報を管理するデータベースを題材にしてAccessの使い方を解説していきます。
YouTubeのモザイクアートチャンネルの動画をもとにしていますので、
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使って覚えるACCESS使い方講座 その1
新規のデータベースを作成するところからスタートし、
テーブルの設計、テーブル間のリレーションシップについて説明してます。
リレーションシップが最初の壁だと思いますので、これについて詳しく解説しています。
この動画のYouTubeコメント欄で「分かりやすい」と評価されているのは、リレーションシップの解説が分かりやすいのだろうと思っています。
サンプルファイルをダウンロードできるようにしました。
動画の中ではAccess2010を使用しているのですが、Access2010で作ったファイルは紛失してしまいましたので、Access2019で作り直したものです。
サンプルファイルのダウンロード
zip形式の圧縮ファイルになっていますから、ダウンロード後、右クリックメニューからすべて展開としてください。
整数の数値型のフィールドサイズについて
数値型のフィールドサイズについて解説しておきます。動画の中では「整数で管理したいなら長整数型とし、小数点以下の数値まで管理したい場合は倍精度浮動小数点型にせよ。」と解説しています。
この動画はAccess2010で作ったものなのですが、現在最新のAccess2019で解説します。
フィールドのデータ型を数値型にした場合、フィールドサイズとして、以下の7種から選ぶことができます。
- バイト型
- 整数型
- 長整数型
- 倍精度浮動小数点型
- 単精度浮動小数点型
- レプリケーションID型
- 十進型
ここでは、バイト型、整数型、長整数型、倍精度浮動小数点型、単精度浮動小数点型について説明します。
レプリケーションID型と十進型については説明しません。
整数の場合は、バイト型、整数型、長整数型から選ぶことになります。
これはプログラム言語を習得している方ならピンとくると思うのですが、フィールドの数値を何バイトで保存するかを聞いているのです。
32ビット版のAccessであれば、バイト型なら1バイト、整数型なら2バイト、長整数型であれば4バイトです。64ビット版のAccessについては知識不足のためここでは触れません。
フィールドに保存される数値が絶対に0~255の範囲に入るのであればバイト型を選ぶのが最良の選択です。
-32,768 ~ 32,767の範囲に入るのであれば整数型を選ぶのが最良の選択です。
-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647に入るのであれば、長整数型を選ぶのが最良の選択です。
動画の中では整数であれば長整数型にするようにと説明しているのですが、ここでその理由を解説します。
絶対に0~255の範囲の整数しか入らない数値型のフィールドが有るとします。例えば、学校のクラスの生徒の出席番号を記録するフィールドがこれに当たります。
一クラスは40名前後ですから、出席番号が255を超えることはありませんし当然ですが0以上の数値です。この場合、出席番号フィールドの数値はバイト型とするのが最良なのですが、整数型、長整数型としても大きなは問題ありません。
差が出るのは数値の記録に何バイトの容量が必要になるのかということです。
レコード1件を保存するのに、バイト型なら1バイト、整数型なら2バイト、長整数型なら4バイトが必要になります。
出席番号フィールドのように本来バイト型でよい所を、長整数型を選ぶと4倍保存容量を無駄に使ってしまうというわけです。
レコードが1,000件の場合、バイト型なら1kバイト、長整数型なら4kバイトの保存容量が必要となります。
レコードが10,000件の場合、バイト型なら10kバイト、長整数型なら40kバイトとなります。
レコードが100,000件の場合、バイト型なら100kバイト、長整数型なら400kバイトとなります。
初心者のうちは、数値型のフィールドサイズをどれを選べばよいか判断できないと思いますので、これぐらいの保存容量の無駄は受け入れてもよいだろうと考えています。
ですから、整数で管理したい場合は長整数型を選んでください。バイト型、整数型の意味を理解した後は、それらを適切に使い分けたほうが良いですが、さほど気にする必要はないと考えています。
小数点以下の数値を保存する場合も同様のことが言えます。レコード1件を保存するのに倍精度浮動小数点型なら8バイト、単精度浮動小数点型なら4バイトが必要となります。
倍精度浮動小数点型の方が保存容量は2倍必要ですが、それぐらいの無駄は受け入れてよいと思います。
倍制度浮動小数点型と単精度浮動小数点型とでは数値の精度に差が出てきまして、倍制度浮動小数点型の方が精度が上がります。日常的なデータベースであれば単精度浮動小数点型を使っても十分な精度だとは思いますが、どちらを使えばよいかが分からない場合は大きい方を使っておけば問題ないだろうという考え方です。
テーブル1つが2Gバイトを超えてはならないことと、データベース全体が2Gバイトを超えてはならないというのがAccessの保存容量の制限です。
フィールドのデータ型に無駄が有ったとしても、このような巨大なデータベースになることは無いと思いますので、数値型の保存容量について気にしなくてもよいと考えています。
大は小を兼ねるの考えを適用して、整数の場合は長整数型、小数の場合は倍精度浮動小数点型として構わないと思います。
使って覚えるACCESS使い方講座 その2
フォームについて解説しています。
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動画の中ではAccess2010を使用しているのですが、Access2010で作ったファイルは紛失してしまいましたので、Access2019で作り直したものです。
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使って覚えるACCESS使い方講座 その3
選択クエリについて解説しています。
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動画の中ではAccess2010を使用しているのですが、Access2010で作ったファイルは紛失してしまいましたので、Access2019で作り直したものです。
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「その3」では選択クエリを解説したのですが、選択クエリをもう少し詳しく説明したのが以下の動画です。
これらの動画についてはAccess2019で作り直したデータベースをもとに解説しています。
3-1、3-2、・・・と進むうちに、どんどん細かい内容に入ってしまいましたので、軽く読み飛ばして「その4」に進んで頂いても問題ありません。
使って覚えるACCESS使い方講座 その4
更新クエリ、削除クエリについて解説しています。
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動画の中ではAccess2010を使用しているのですが、Access2010で作ったファイルは紛失してしまいましたので、Access2019で作り直したものです。
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使って覚えるACCESS使い方講座 その5
マクロについて解説しています。
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動画の中ではAccess2010を使用しているのですが、Access2010で作ったファイルは紛失してしまいましたので、Access2019で作り直したものです。
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使って覚えるACCESS使い方講座 その6
追加クエリについて解説しています。
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動画の中ではAccess2010を使用しているのですが、Access2010で作ったファイルは紛失してしまいましたので、Access2019で作り直したものです。
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使って覚えるACCESS使い方講座 その7‐1
追加クエリの便利な使い道について解説しています。
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使って覚えるACCESS使い方講座 その7‐2
サンプルファイルをダウンロードできるようにしました。
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使って覚えるACCESS使い方講座 その8
レポートについて解説しています。
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使って覚えるACCESS使い方講座 その9
アクションクエリ実行時に確認メッセージを表示しないようにする設定方法を解説しました。
使って覚えるACCESS使い方講座 その10
重複クエリ、クロス集計クエリについて解説しました。
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解説は以上になります。
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