撮影で使用した機材は、以下の通りです。
カメラ | Canon EOS80D |
レンズ | EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM |
EOS80Dと100-400のⅡ型で撮影しました。
このレンズは非常に高価で、小学生のバレーボール撮影には過剰なスペックだと思います。
3年ほど前に小学生の野球撮影用に購入したものですが、23万円ぐらいしました。二、三万じゃないですよ。二十三万円です。
普通ならこんな高価なレンズは買えないのですが、私の甥が野茂英雄選抜チームに選ばれた時に、張り切りすぎて購入したものです。
とても使い易く気に入っています。有難うキャノン。
ピントを合わせ続ける方法
動き続ける子供にピントを合わせ続けて連続写真を撮影する設定方法を解説します。
- AFをAISERVOに設定する。
- ドライブモードを高速連写に設定する。
- AFエリアを好みで設定する。
AF-ONボタンを押している間、ピントが合い続ける設定にする方法を解説します。
MENUボタンから「C.FnⅢ:操作・その他」を選択します。
「C.FnⅢ:操作・その他」で、AF-ONボタンを設定します。
AF-ONボタンを「測光・AF開始」に設定します。
これでAF-ONボタンを親指で押しながらシャッターボタンを押し続ければ、ピントが合った状態で連続写真を撮影することができます。
親指AFという撮影方法です。
ISO感度の設定
バレーボールなどの室内スポーツの撮影はISO感度の設定が重要となります。室内は屋外と比較すると暗く、屋外とは比較にならないほどISO感度を上げなけらばなりません。
そのためカメラの機種によっては綺麗に撮影できないということもあります。ISO感度を上げるとカメラの機種によってはノイズが発生し、ざらついた質感の写真となりますので、その点は注意が必要です。
以下の写真はISO感度1600で撮影したのですが、感度不足のためシャッタースピードが30分の1秒となってしまいましたので、被写体ブレを起こしてしまいました。
- カメラ:Canon EOS 80D
- レンズ:Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
- 焦点距離:400mm
- 絞り値:f/5.6
- シャッタースピード:1/30秒
- ISO感度:1600
これではどうしようもありませんから、ISO感度を6400まで上げてみました。ISO1600に対して4倍の感度アップということになりますので、シャッタースピードは4倍早くなるはずです。
- カメラ:Canon EOS 80D
- レンズ:Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
- 焦点距離:263mm
- 絞り値:f/5
- シャッタースピード:1/160秒
- ISO感度:6400
- カメラ:Canon EOS 80D
- レンズ:Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
- 焦点距離:170mm
- 絞り値:f/5
- シャッタースピード:1/250秒
- ISO感度:6400
これぐらいであれば良いでしょう。ISO6400とすることで子供が動いてもぶれずに撮影することができるようになりました。
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