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         ふじまろイメージは、デジカメまとめてフォトモザイクを中心とした、フォトモザイクソフトウェア群を開発しました。
        フォトモザイク画像の解像度(約600億画素を実現済)、使用できる写真枚数の多さ(約10万枚の写真で実現済)、コマ画像の配置の適切さ(一万枚の写真は重複なく、輪郭を取って配置できる)といった点が優れています。
        
 
 
         全コマをばらばらにできるのか、その場合の全体としての再現性と一コマ一コマの鮮明さはどうなのかということがフォトモザイクソフトの性能を見極めるポイントの一つだと思います。
        ふじまろイメージのフォトモザイクソフト群では、全コマをばらばらの写真から作ったとしても、このページに掲載されている通りの綺麗なフォトモザイクにすることができます。
        他社製のフォトモザイクソフトと比較検討する場合、全コマをバラバラにする機能が有るのかどうか。仮に全コマをバラバラにする機能が有ったとしても、単に半透明に合成して誤魔化しているのではないか。
        こういった点に注目して比較していただきたいです。
         
         全ての写真を使用できるのか、それとも一部の写真しか使用できないのか。これはフォトモザイク作成ソフトにとって決定的な差だと思います。
        何度も使われる写真が有る一方で、一回も使われない写真も有るのだとしたら、それはもう価値の低いフォトモザイクです。
        例えば学校の文化祭でフォトモザイクを作成するとしましょう。クラスの生徒全員が決められた枚数の写真を持ち寄って作るのだとしましょう。
        ある生徒の写真は何度も使用されるが、別のある生徒の写真は一回も使用されないなんてことになったら教育上どうでしょうか。
        フォトモザイクソフトには全ての写真を使用する機能が必要だということです。
         
         編集の一例を示します。約1万枚の写真を重複なく各一回ずつ使って作ったフォトモザイクです。画像をクリックすることで実サイズの画像を確認することができます。
        白い枠に囲まれた領域が一枚の画像になっています。横方向10枚、縦方向10枚の計100枚の画像に分割されています。目の周辺、口の周辺、あごのラインなど輪郭が斜めの部分を見ると、どのように写真が配置されているのか分かりやすいと思います。
        向かって右側の女性の頭頂部の髪の毛がてかっている辺りも注目していただきたいポイントです。
        左から8番目、上から2番目の画像をクリックし拡大表示して目を細めてみるか、パソコンの画面から離れて見ていただくと、髪の毛の流れに沿って再現性良く写真が配置されていることが分かると思います。
         (図2)約1万枚の写真を重複なく各一回ずつ使って作ったフォトモザイク
         白い枠で囲まれた領域が一枚の画像です。画像をクリックすると印刷用の高解像度画像が表示されますから、右クリックメニューから保存して頂き、自宅で印刷して頂ければ、下の写真に示す巨大なフォトモザイクの印刷物を作ることができます。
        どの程度の解像度で印刷できるのか、疑問に思われる方は、ご自身で印刷して確認してみてください。(お使いのブラウザーの表示倍率によっては白枠が正しく表示できない場合もあります。)
         
        
 このデータをA4用紙に印刷して順番通りに並べたのが下写真です。このフォトモザイクの作成方法は⑮に記載されています。
 (図3)約1万枚の写真を重複なく各一回ずつ使って作ったフォトモザイクを印刷したもの  
        
 このフォトモザイクは1万枚の組み合わせで出来ているのですが、どの写真がどこに配置されているのかを知りたくないでしょうか。
        ⑲にその方法を示しました。
        詳しくは⑲を参照していただきたいですが、簡単に説明するとデジカメまとめてフォトモザイクでコマ画像の位置を記録したテキストファイルを保存し、
        そのテキストファイルをもとにエクセルのVBAマクロで開発します。
        私はエクセルのVBAマクロについては詳しくありませんから、皆様の方が詳しいかもしれません。
        エクセルのVBAマクロに限らず、他の手法でもよいのですが、コマ画像の位置を記録したテキストファイルを元に、より良いものを皆様の方で開発していただきたいです。
 (図4)指定したコマ画像のファイルが配置されている場所を赤い四角形で表示するエクセルのマクロ  
        
 編集例をもう一つ示します。写真12100枚を9回ずつ使用して作ったフォトモザイクです。白枠で囲まれた画像一枚をA3サイズにプリントしたとすると、幅12m、高さ8mのフォトモザイクになります。
        ここまで解像度の高いフォトモザイクを作ることができるソフトウェアは他にないと思います。しかも、これが限界のサイズではなくて、あくまでも編集の一例です。
        このフォトモザイクの作成方法は⑯に記載されています。
 (図5)写真12100枚を9回ずつ使用して作ったフォトモザイク
        
 どれほどの大きさにどれほどのプリント品質、解像度で印刷できるのか。これもフォトモザイクソフトの性能を見極めるポイントの一つと考えています。
        上記のフォトモザイクの画像サイズは、209880×139920ピクセルで約293億画素です。
        印刷物のサイズは画像データのサイズと印刷の解像度で決まります。
        印刷の解像度が大きければ印刷物のサイズは小さくなりますが、その分精細な印刷になります。
        逆に印刷の解像度が小さければ印刷物のサイズは大きくなりますが、引き延ばして印刷することになりますからギザギザぼけぼけの印刷となります。
        普通の写真レベルの印刷であれば、解像度は300dpiで十分な大きさだと思うのですが、この画像を解像度300dpiで印刷すると、サイズは17.8m×11.8mになります。
        17.8m×11.8mのフォトモザイクを作る人が日本に何人いるのでしょうか。
        しかも繰り返しになりますが、ふじまろイメージフォトモザイクで作ることができる画像データの大きさはこれが限界ではなく、編集の一例として⑯に示したものです。
 
         使用できる写真の枚数はどうでしょうか。ふじまろイメージのフォトモザイクソフト群であれば10万枚以上の写真からフォトモザイクを作ることができます。
        以下の画像は10万8900枚の写真を重複することなく、各1回だけ使用して作ったフォトモザイクです。
        このフォトモザイクの作り方は⑰に記載しています。
        
         (図6)10万8900枚の写真を重複することなく、各1回だけ使用して作ったフォトモザイク
         写真10万枚を使用できるのであればフォトモザイクソフトの性能として十分だと思います。というのは、どんなに巨大なフォトモザイクを作る場合でも、10万枚以上の写真を集めることはできないと思うからです。
        例えばサッカーJリーグのチームが、ファンの写真を募集して巨大なフォトモザイクを作るとしましょう。10万枚も写真が集まるでしょうか。1万枚とか2万枚ぐらいしか集まらないのではないでしょうか。
        例えば人口100万人規模の都市で、何かの記念事業として市民から写真を集めてフォトモザイクを作るとしましょう。10万枚も写真が集まるでしょうか。やはり1万枚とか2万枚ぐらいしか集まらないのではないでしょうか。
         
         つまり、フォトモザイクソフトで10万枚の写真を使うことができたなら、ソフトの性能限界に達する前に、フォトモザイク作成者の写真を集める能力の限界に達すると予想できます。
        ですから、10万枚の写真を使うことができれば、フォトモザイクソフトの性能としては十分です。
        さて、他社のフォトモザイクソフトで10万枚の写真を使用できるソフトというものは存在するのでしょうか。私には見つけることができませんでした。
        
         
         逆に写真の枚数が少ない場合を考えてみましょう。少ない枚数の写真で再現性の良いフォトモザイクを作ることができるのであれば、それは高性能なフォトモザイクソフトと言えるでしょう。
        以下のフォトモザイクは210枚の写真から作ったものです。
        
 
 (図7)210枚の写真から作ったフォトモザイク  
        
         少し変則的ですが、場所によってコマ画像の大きさや補正の度合いを変えることで、上記のようなフォトモザイクを作ることができます。
        このフォトモザイクの作り方は⑩に記載されています。
        
 
 (図8)中学生の野球の写真から作るフォトモザイク  
         この方法であれば、中学生の野球の試合の写真のように、同じような色の写真しか撮影できない場合でも、きれいなフォトモザイクを作ることができます。
        このフォトモザイクの作り方は⑪に記載されています。
        
 
 
         次にエクセルとの連携を考えてみます。フォトモザイクはエクセルとの相性が良いと思います。
        フォトモザイクの写真の並びは、エクセルのセルの並びによく似ています。
        写真のファイル名をエクセルのセルに入力することができたなら、いろいろ面白いことが出来そうです。
        下図はエクセルのワークシートに写真を貼り付けているのではありません。
        エクセルのセルを塗り潰して描いているのです。
        このエクセルファイルの作り方は⑳に示しました。
        下図をクリックすると拡大表示されます。
        エクセルのセルを塗り潰して画像を描く方法は以前からありましたが、これほどの高解像度で描くことができたでしょうか。
        今までのエクセルドット絵とはレベルが違います。
        
        
         (図9)Excelのセルを塗り潰して画像を描く例  
         高校の文化祭などでよく見られる、ドットを塗り潰すタイプのモザイクアートもエクセルと連携することで作成することができます。
        下図はA4用紙144枚を色鉛筆で塗り潰して作ったモザイクアートで、この作り方は㉑に示しました。
         (図10)Excelで作った格子を色鉛筆で塗り潰して作ったモザイクアート
         写真を小さく切り取って一枚ずつ貼り付けて作るタイプのモザイクアートを作ることもできます。
        一万枚の写真をA4用紙100枚に貼り付けて作るモザイクアートの作り方を㉕に示しました。
         (図11)一万枚の写真を貼り付けて作るモザイクアートの作成過程  
        
 ここまで、ふじまろイメージフォトモザイクの特長を述べてきました。
        このソフトウェアは個人の趣味の範囲を超え、商売として成り立つレベルに有ると考えています。
        ふじまろイメージフォトモザイクソフトウェア群の商用利用について以下に記述します。
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